【編入は悪なのか】相次いで編入試験が募集停止・廃止になっている件を考察してみる

編入 編入

今回は近年、相次いで編入試験が廃止になっている件について、その原因や編入を取り巻く環境を考察、そして思うところを、徒然なるままにまとめました。

※本記事は、編入に対する差別を目的としたものではありません。

そもそも編入試験とは

編入試験とは、大学2年次や3年次から途中入学するための試験です。

編入は、小中学校の「転校」に近いイメージです。

編入が募集停止になった主な学校

近年、編入試験が募集停止となった主な学校を取り上げると以下の通りです。

国立

・京都大学 工学部

・北海道大学 経済学部

・九州大学 経済学部

・京都教育大学 教育学部

・鳥取大学 地域学部

など

公立

・宮城大学

・福井県立大学

・埼玉県立大学

・京都府立大学

など

私立

・早稲田大学 商学部、社会科学部

・明治大学 経営学部

など

募集停止の原因は何か

編入試験が相次いで募集停止になっている背景には何があるのでしょうか。

根本的な理由は以下の2つと考えられます。

①コストの問題

②受験者の学力低下

①コスパの問題

一般的に編入試験の募集人数は10人程度で、かなり少ないと言えます。

ですが少人数とはいえ、試験を実施すれば警備費、問題作成費、人件費がかかります。

問題作成費はあまり知られていませんが、意外とお金がかかっています。

また試験実施に伴い大学を入構禁止をするなど、負担やコストが発生します。

そのコストに見合うだけの人材が確保できているか、が問われてくるのですが、、、

②受験者の学力低下

編入が募集停止になる背景として、受験者の学力低下ということがあります。

編入は一般入試より簡単であることが多いと言えます。

例えば、最近募集停止となった北海道大学経済学部の場合、まず試験科目の多さが違います。

(全く中身の違う試験を比較するのはナンセンスな気もしますが)

<一般入試>

センター(5教科8科目):国語・数学・英語・理科・社会など

2次試験(3科目):国語・英語・数学or社会

<編入試験>

専門科目・面接

科目数が違うということは勉強時間も変わり、一般受験組と編入組では「学力の差」も生じます。

「学力の差」とは具体的に、「理解力」や「頭の回転の早さ」といったところでしょうか。

編入だからといって引け目を感じる必要は全くありませんが、「大学側の欲しい学力を持つ受験者がいない」ことも編入の募集停止につながってると考えられます。

募集復活はあるのか

一度、募集停止にした編入試験で募集が復活することはほぼありません。

よほどの方針転換や欠員が出なければ可能性が低いと言えます。

かといって諦めべきではありません。

「編入してみよう」と思っただけでも大きな1歩です。

編入以外にもチャンスはあります。

編入以外の道を探る

編入以外にどんな方法があるのか見てみましょう。

①大学院入試を受ける

②大学を辞めて再受験(仮面浪人)する

コスパは①の方が良いです。

ただ本気で学びたいなら、再受験や仮面浪人も方法の一つです。

また、「編入以外」ではなくなってしまいますが、私立大学では編入の募集停止があまり見られません

編入の募集停止は国公立大学の多くで見られます。

有名難関私大と言えるところでは現在でも募集は続いているため、私立の編入試験を受けるのも方法の一つです。

編入の募集停止を受けて思うこと

「編入は悪なのか」という挑戦的なタイトルから始まった記事でしたが、私自身、編入には賛成です。

「いまの大学に入ったけれど、やっぱ違う勉強がしたい」という人や「大学受験での失敗を取り返したい」という人にとって、編入はチャンスとなっているからです。

そして、その気持ちを糧に編入しようと踏み出したのは勇気ある決断だと思います。

しかし大学側から見たとき、欲しい人材が見つからなかったり、費用体効果の問題が生じているのも事実です。

正直、学生が募集停止の流れを変えることは不可能でしょう。

一方で、先にも紹介したような残された方法で逆転を図ることは十分可能です。

学生にできることは、残された方法で戦うことです。

依然、編入試験の難易度はそれほど高くないので、必ず合格できるように徹底的に対策しましょう。

編入を考えるみなさんに役立つような情報を、今後も当サイトは発信していきます。

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