今回は東京大学大学院経済学研究院の入試対策と難易度、過去問、併願校の入手方法について詳しくまとめました。
TOEFLのスコアや倍率について、エッセイ対策の方法なども詳しくまとめていますのでぜひ最後まで確認してください!
東京大学大学院経済学研究科の募集人数
詳細は下記の通りです。
専攻 | コース | 募集人員 |
経済 | 経済学 | 60 名 |
統計学 | ||
統計学 | ||
経済史 | ||
マネジメント | 経営学 | 50 名 |
数量ファイナンス |
院試過去問情報
東京大学大学院経済学研究科の試験対策
筆記試験
専門科目
経済学 | 問題群Iの 2 問を解答する。 |
統計学 | 問題群IIの 2 問を解答する。 |
統計学 | I、II、IV、Vの問題セットから、志望するコースごとの指示に従って、2問を選択 |
経済史 | |
経営学 | 問題群IIIから 2問を選択 |
数量ファイナンス | GMATの試験を事前に受験し、そのスコアシートを提出。専門科目の筆記試験は実施しません。 |
専門科目の詳細
専門科目問題群I(ミクロ・マクロ 基礎、ミクロ・マクロ 応用)
専門科目問題群II(統計基礎、数学)
専門科目問題群III(経営 1、経営 2、財務・会計 1、財務・会計 2)
専門科目問題群IV(日本経済史、外国経済史)
専門科目問題群V(世界経済)
※数量ファイナンスコースを志望コースとする者は、専門科目において、GMAT のスコアを利用
口述試験
口述試験は、筆記試験と提出書類の審査で選抜された者のみ実施です。
提出書類
外国語
経済専攻を志望する場合、受験外国語としては英語、ドイツ語、フランス語の中から1カ国語を選択してください。一方、マネジメント専攻を志望する場合は、英語が必須です。基本的にはTOEFLです。
研究計画書をコース別解説
東京大学大学院経済学研究科では志望するコースによって、文字数や各内容が若干異なります。
下記で違いを確認しましょう。
経済学コース
- 使用言語: 日本語または英語
- フォーマット: A4用紙、5,000字程度(日本語)、ダブルスペースで5ページ以内(英語)
- 内容: 今後の研究テーマ、研究目的、研究方法
統計学コース
- フォーマット: A4用紙、10ページ以内
- 内容:
- 最初の3ページ: 統計コース志望理由と動機、入学後の研究計画
- 残りの枚数: 統計学または計量経済学に関するエッセー
地域研究コース
- フォーマット: A4用紙、5,000字程度(日本語、3ページ以上)、ダブルスペースで3ページ以上5ページ以内(英語)
- 内容: 今後の研究テーマ、研究目的、研究方法
経済史コース
- 使用言語: 日本語または英語
- フォーマット: A4用紙、10ページ以内
- 内容:
- 大学院入学後の研究計画: 3ページ以内
- 経済史に関する小論文: 7ページ以内
経営学コース
- フォーマット: A4用紙、6ページ程度(10,000字程度、日本語)、ダブルスペースで9ページ程度(英語)
- 内容: 今後の研究テーマ、研究目的、研究方法
数量ファイナンスコース
- フォーマット: A4用紙、前半部分で3,000字程度(日本語)、ダブルスペースで3ページ程度(英語)。 後半部分で7,000字程度(日本語)、ダブルスペースで7ページ程度(英語)。
- 内容:
- 前半部分: 今後の研究テーマ、研究目的、研究方法
- 後半部分: 数量ファイナンスに関連する学習内容
推薦書について
・筆記試験が行われる場合、経済学コース、統計学コース、地域研究コース、および経営学コースについては、1通が必須で、2通目は任意です。経済史コースについては提出が望ましいですが、その提出は任意とされています。
・筆記試験が中止される場合、経済学コース、統計学コース、地域研究コース、経済史コース、および経営学コースについては、1通が必須で、2通目は任意です。
・数量ファイナンスコースについては、提出は任意です。
論文(任意提出)について
論文の書き方
- 使用言語: 日本語or英語
- フォーマット: A4用紙
- 原則としての制限:
- 日本語: 8,000字程度(最大16,000字まで可)
- 英語: ダブルスペースで8ページ程度(最大16ページまで可)
社会人の場合は現在の問題関心についてまとめたものを提出しても可です。
これに基づき、論文は特定のテーマに焦点を当て、指定の制限内でまとめられるようにしてください。
その他の提出資料について
資料 | 提出の可否 |
参考業績 | 任意 参考業績として、著書、論文、調査・報告書、学会報告等を提出可 |
職務内容説明書 | 任意 |
GMAT | 数量ファイナンスコースの志望者のみ提出が必要 |
東京大学大学院経済学研究科の滑り止めはどこ?
東京大学大学院経済学研究科の滑り止めとして候補に上がるのは、以下の3校です。