今回は明治大学商学研究科(大学院)の入試について対策方法と難易度評判、偏差値、TOEICの必要性、会計専門職大学院との違いについて解説します。
明治大学商学研究科はどんなことが学べる?
キャンパス:駿河台キャンパス
後期課程の有無:あり
専攻内容としては、商業、経済、経営、会計、金融、保険などを学ぶことが出来ます。
他大出身者はどれくらいいる?
他大出身者の人数は非公開となっています。
参考として立教大学経営学研究科は3割が他大出身者です。
受験資格は大卒のため、高卒や短大卒で受験することはできません。
明治大学商学研究科の一般入試対策
明治大学商学研究科の入試科目は以下の通りです。
・専門科目:以下の6つから選択
・英語
・面接
専門科目は以下の6つから1つ選択します。
・「経済」分野
・「金融・証券・保険」分野
・「流通・マーケティング・交通」分野
・「貿易」分野
・「経営・情報」分野
・「会計」分野
TOEICは必要?
明治大学商学研究科はTOEICなど必ず必要ではありませんが、持っておくことで
・TOEFL iBT:800点以上
・TOEIC L&R(IPテスト不可):79点以上
・IELTS(Academic Module):6.0以上
「~点以上」のような制限はありませんが、700点前後は取っておければよいでしょう。
過去問について
明治大学商学研究科の合格最低点や倍率
合格最低点:非公開
倍率(一般入試):4~5倍
(社会人入試):2~3倍
倍率はそこまで高くないと言えます。
明治大学商学研究科の主な就職先(過去3か年)
明治大学商学研究科(前期課程+後期課程)の就職実績は以下の通りです。
<2020年度>
三菱商事、伊藤忠商事、三井住友銀行、みずほ銀行、野村證券など
有名企業への就職実績があります。
また就職せず、研究系に進む人もいます。
公認会計士試験の合格実績
明治大学の公認会計士合格者数は2018年全国で3位で非常に高いと言えます。
商学研究科からの合格者を輩出しており、将来会計士を目指す人におすすめです。
MBAは取れる?
明治大学商学研究科を修了してもMBA(経営学修士)は取得できません。
MBAを取りたい方は明治大学グローバル・ビジネス研究科に行きましょう。
明治大学会計専門職大学院との違いについて
明治大学には会計専門職大学院があり、どちらも「会計」について学びます。
違いとして学ぶ内容にあります。
商学研究科は「会計」そのものについて歴史などを勉強します。
一方、会計専門職大学院は公認会計士や税理士を目指すためのものです。
そのため、公認会計士試験や税理士試験の対策が中心です。
会計士・税理士志望の方には会計専門職大学院が向いていると言えますが、商学研究科からも公認会計士試験の合格者は存在します。