【難関MBA】立教大学ビジネスデザイン研究科の対策と就職先・評判について

立教大学大学院の過去問と模範解答 立教大学大学院の体験記・志望理由書

今回は立教大学ビジネスデザイン研究科(大学院)の入試について対策方法と難易度や倍率、評判、偏差値、TOEICの必要性、MBAについて解説します。

立教大学ビジネスデザイン研究科はどんなことが学べる?

キャンパス:池袋キャンパス

後期課程の有無:あり

ビジネスデザイン研究科では、マーケティングや経営戦略、組織マネジメントについて学ぶことができ、修了後にはMBAが得られます。

立教大学以外の出身者、社会人でも入れる?

立教大学ビジネスデザイン研究科の学生の内訳は以下の通りです。

立教大学出身:他大学出身=5:5

学生:社会人=2:8

立教大学出身者の方が多いと言えます。

大卒ではなくても、個別受験資格審査に合格することが出来れば受験できます。

立教大学経営学研究科との違い

立教大学には経営学研究科が設置されています。

ビジネスデザイン研究科との大きな違いとしては「MBAの取得」です。

経営学研究科を修了してもMBAは取得できませんが、ビジネスデザイン研究科を修了するとMBAが取得できます。

立教大学ビジネスデザイン研究科の一般入試対策

試験日程:1年間に2回、秋季春季

立教大学ビジネスデザイン研究科の入試科目は以下の通りです。

・書類審査

・課題エッセイ

・口頭試問

課題エッセイは、実務経験をもとに志望動機を書いて、その上で、MBAを活かした今後のキャリア計画について述べるだけですから、それほど難易度は高くありません。

課題エッセイとは?

課題エッセイはテーマに関して自分の意見を論じる問題です。

一般入試、社会人入試で異なり、以下のようなテーマになっています。

<一般入試>

あなたのさまざまな経験のなかで直面した課題をとりあげ、その課題への取り組みとその結果について、本研究科への志望動機や修得したい専門知識などと関連づけて述べなさい。

<社会人入試>

あなたは大学院で修得する知識やスキルを、ご自身の現在の業務やこれからのキャリアデザインにどのように活かしていきたいと考えていますか。実務経験のなかでの具体的な課題を取り上げ、本研究科への志望動機と関連づけて述べない。

また一般、社会人関係なく受験する共通課題も出されます。

共通課題は以下のような複数のテーマから1つ選択します。

1.新型コロナウィルスをはじめとする大きな外部環境に変化によって、事業領域の転換を求められる企業が増えていますが、事業領域の転換はこれまでの事業活動を否定する要素もあるため実現は容易ではありません。円滑に事業領域の転換を進めるにはどのような取り組みが必要でしょうか。トップマネジメントもしくはミドルマネジメントの視点からあなたの考えを述べなさい。

2.デジタル技術の発展によって、企業活動の様々なプロセスで大規模データが蓄積されるよになっており、今日の企業にはこうしたデータを事業活動に活かすという視点が求められているといえます。どのようなデータをどのように活用し、どのような活動にどのように活かすべきでしょうか。具体例を挙げながらあなたの考えを述べなさい。

3.企業経営においても、人材のダイバーシティの重要性が指摘されていますが、人材のダイバーシティには性別、国籍などの様々な側面があります。どのような側面のダイバーシティを高めることが、どのような効果を企業経営にもたらすと考えられるかについて、あなたの考えを述べなさい。

4.人に対して業務を割り当てる「メンバーシップ型雇用」に代えて、業務に対して人を割り当てる「ジョブ型雇用」を導入している企業が増えています。「メンバーシップ型」から「ジョブ型」への転換が日本企業にもたらす積極的な効果や問題について、あなたの考えを述べなさい。

これら共通課題は、経営学の基礎的な知識やニュースを日々確認すれば、解くことが出来ます。

対策方法

課題エッセイには、自らの実務経験から導かれた志望動機や、MBAを活かした今後のキャリアについて記述します。

それほど難易度は高くありません。

共通課題など、小論文や論理力に不安な方は予備校に通い対策すると良いでしょう。

口頭試問(面接)は、提出した課題をもとに質問されるため、課題の内容をもとに対策しましょう。

オススメ参考書は「国内MBA受験 小論文対策講義」です。

ただ、正直参考書だけでは不安ですよね。

実際、課題エッセイを舐めてかかると落とされる可能性もあります。

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TOEICは必要?

立教大学ビジネスデザイン研究科はTOEICなど英語資格が不要です。

過去問について

過去問はHPから確認できます。

また、立教大学ビジネスデザイン研究科の過去問は以下がおすすめです。

少し古いですが、受験を考えている人はやるべき1冊です!

立教大学ビジネスデザイン研究科の合格最低点や倍率

合格最低点:非公開

倍率(一般入試):1.2~1.5倍

(社会人入試):1.3倍

立教大学ビジネスデザイン研究科の倍率はそこまで高くないと言えます。

立教大学ビジネスデザイン研究科の主な就職先(過去3か年)

立教大学ビジネスデザイン研究科(前期課程+後期課程)の就職実績は以下の通りです。

<2018年度>

電通パブリックリレーションズ、NTTファイナンスなど

<2017年度>

日立製作所、アクセンチュア、ぐるなび、DMM、日本IBM、国際協力機構システムなど

<2016年度>

電通パブリックリレーションズ、アーネストワン、明治安田生命など

就職先には有名企業も含まれています。

また就職せず、研究系に進む人もいます。

おすすめ併願先

立教大学ビジネスデザイン研究科の併願には、明治大学グローバル・ビジネス研究科がおすすめです。

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