今回は経済学検定の難易度、合格に必要な勉強時間、対策方法、おすすめの参考書を徹底解説します!
また大学院入試(院試)で試験免除や活用できるのかを含めて解説していきます。
試験概要
ERE(経済学検定)は、経済学のテストです。大学で経済学を学んでいる学生を対象にしていて、経済に関する基本的な知識や実用的なスキルを評価するものです。
このテストは、就職を考えている学生や働く人たちにも人気があります。簡単に言うと、経済学の勉強がどれくらい理解できているかを測る大切なテストなんです。
試験形式
・形式:CBT試験のみ。四肢択一式50問を90分で。
・難易度:国家総合職よりやさしいですが、基礎の定着度合いを確認するのには適しています。地方上級公務員・国家一般職ならこのレベルで十分ですし、都庁ならお釣りがくるレベルです。
成績判定
合否の判定の形式ではありません。
ERE(経済学検定)は、受験者の経済学の理解度を測るためのテストで、その結果を偏差値で表しています。これにより、受験者がどの程度の位置にいるかが分かり、それをランク判定することができます。なお、CBT方式の判定については公式HPを参照してください。
偏差値 | グレード | 説明 |
---|---|---|
73+ | S | 経済学の専門的活用を目指す方に必要とされる高度な知識を習得しています。 |
66-73 | A+ | 大学院(経済学研究科等)で専門的な研究を始めるのに十分な知識を習得しています。 |
60-66 | A | 大学の専門課程程度の知識を習得しています。 |
55-60 | B+ | 経済学の基本・基礎知識を十分に習得しています。 |
47-55 | B | 経済学の入門知識は習得しましたので、基礎知識の学習に進んでください。 |
37-47 | C | 経済学の不得意分野に重点を置いた学習を行ってください。 |
~37 | D | 経済学の基本に立ち返り学習を行ってください。 |
対策方法・おすすめ参考書
直接、経済学検定の参考書は販売されていません。
ただ公務員試験対策の参考書を使うと十分に対策可能です。
また、過去問を解いておくとなお良いでしょう。
少し前のものですが、過去問を解くことをお勧めします。
院試で使える?
一定以上の成績なら筆記試験の専門科目が免除になるというのが多く存在します。
一橋大学の公共政策大学院もあります。
経済学検定が使える大学の一覧は下記から確認いただけます↓