今回は日東駒専の一つ、日本大学経済学部の編入試験について過去3年の倍率と過去問の出題例、難易度も踏まえながら紹介します。
〈日本大学経済学部 編入〉試験日
第1期:10/24
第2期:3/4
1期と2期があり試験日が異なります。
〈日本大学経済学部 編入〉倍率や難易度はどれくらい?
日本大学経済学部の編入試験における学科別の倍率(3年次)です。
2020年 | |
経済学科 | 1.56 |
産業経営学科 | 2.0 |
金融公共経済学科 | 1.3 |
金融公共経済学科がもっとも入りやすそうですね。
難易度:標準
合格点:不明
日本大学経済学部は20~30人程度合格者を出しているため、比較的入りやすいと言えます。
〈日本大学経済学部 編入〉試験内容と対策について
・英語
・論文
・面接(※)
※面接は英語、論文共に免除となった者のみ。
日本大学経済学部の編入試験は、標準的な難易度であるため独学で対策可能です。
勉強期間としては6か月程度です。
事前に学習計画書や志望理由書の提出が求められます。
経済学検定試験(ERE)の「EREミクロ・マクロ」がランクB以上の者は,論文試験を免除されます。
英語に関しても次のような免除措置があります。
〈日本大学経済学部 編入〉TOEICは使える?
日本大学経済学部の編入試験では以下の条件のいずれかを満たせば英語の試験が免除されます。
・TOEFL iBT®Score 45以上
・TOEIC®L&R公開テスト(IPテスト除く)Score 450以上
・実用英語技能検定(英検)2 級以上
特に英検2級は3か月ほどで取ることが出来るため、なるべく早めに勉強しておきましょう。
<日本大学経済学部 編入>過去問の出題例を見てみよう
<日本大学経済学部(3年次編入試験・2017年度)>
少子化が経済、社会に与える影響を示し、そのうえで少子化が起こっている原因について論じなさい。
<日本大学経済学部(3年次編入試験・2018年度)>
日本の政府が進めている働き方改革の一つとして、ワークライフバランスの確保が挙げられています。ワークライフバランスの確保が難しいとされる現状において、どのようなことが問題となっており、政府や企業などの組織はどのような対応が必要でしょうか。あなたの考えを具体的に論じなさい。
<日本大学経済学部(3年次編入試験・2019年度)>
ダイバーシティ・マネジメントとは何かを説明した上で、性別、人種、障碍、年齢といった目に見えて識別できる多様化に焦点を絞り、日本企業がこれまで取り組んできたこと、および今後取り組まなければならないことについて論じなさい。
<日本大学経済学部(3年次編入試験・2020年度)>
「日本の所得格差」と「これから日本の税のあり方」について、必ず経済学の知識や考え方と結びつけながら、あなたの考えを論じなさい。