今回は関関同立の一つ、同志社大学商学部(商学総合コース、フレックス複合コース)の編入試験・難易度・過去問・英語・TOEIC・倍率を解説します。
〈同志社大学商学部 編入〉試験日
試験日:10/9
〈同志社大学商学部 編入〉3年次編入のみ
同志社大学商学部の編入試験は3年次編入のみです。
年にもよりますが、2年次編入は行われていません。
〈同志社大学商学部 編入〉倍率
同志社大学商学部の編入試験における倍率は8~10倍程度です。
〈同志社大学商学部 編入〉難易度はどれくらい?
難易度:難
合格点:70%前後
〈同志社大学商学部 編入〉試験内容と対策について
・英語(100点)
・論文(100点)
同志社大学商学部の難易度は難しい為、独学の場合早い段階からの対策が必要です。
勉強期間としては6か月程度は最低でも見積もりましょう。
特に対策するべきは英語です。
論文は、経済原論、商業史、貿易論、経営学、簿記学、会計学、流通論のうちから2つ選択します。
会計学は簿記3級レベルでそこまで難易度も高くないため、おすすめです。
〈同志社大学商学部 編入〉英語対策とTOEICの有無
同志社大学の編入試験ではTOEICやTOEFL等ではなく独自試験を課します。
有効な対策は過去問を繰り返すことです。
問題構成は長文読解、和訳です。
過去問を得られなかった場合は、同志社大学一般入試の過去問英語を解き、6割未満の場合は、高校英語の復習が必要です。
500字程度の長文が数題あり、そのうちの約1/3を和訳する問題も出題されます。
英文の内容は商学に関するものも含まれるため社会科学系の長文をたくさん読み対策しておきましょう。
〈同志社大学商学部 編入〉論文対策
同志社大学商学部への編入を考えているのであれば、論文の参考書を買い、対策しておく必要があります。
出題内容は以下の通りです。
・経済原論・・・IS-LM分析を用いて経済政策を論じる標準的な問題。
・商業史・・・基本知識・事項の知識について問う標準的な問題。
・貿易論・・・経済学の観点から貿易政策(自由貿易、保護貿易など)を論じる問題。
・経営学・・・競争優位など、組織論、戦略論を中心に、基礎的な知識を問う
・簿記学・・・清算表のよる簡易な総合問題と財産法や損益法に関する記述問題、仕訳に関する問題が出題され、レベルは簿記3級程度です。
・会計学・・・連結財務諸表、財務リバリッジといった、会計学の分野、財務分析や財務論の分野から出題。
・流通論・・・流通について経済学の観点から論じる問題です。出題例は以下の通りです。
<同志社大学商学部 編入>過去問を見てみよう
同志社大学商学部(3年次編入試験・2019年度)流通論
業績の低迷が続いた百貨店だが、近年特に大都市中心部でいくつかの老舗百貨店が新たな戦略を展開している。客層を絞り込み、立地や接客力などを活かして行われているこうした試みを「購買代理業」の新たな役割として分析し、評価せよ。
同志社大学商学部の過去問は公開されていません。
そのため入手するにはメルカリ等で購入する必要があります。
<同志社大学商学部 編入>滑り止めはどこ?
同志社大学商学部の滑り止めとしては、同じ関関同立や産近甲龍があります。
関西学院大学商学部も検討先としてよく候補に上がる大学です!