今回は埼玉大学教養学部の編入試験について難易度や対策方法、過去問の入手方法について紹介します。
また社会人入試の科目についても解説しています。
<埼玉大学教養学部の編入>試験日
試験日:11月中旬
<埼玉大学教養学部の編入>2年生から編入できる?
埼玉大学教養学部の編入に必要な受験資格は以下の通りです。
【受験資格】
1、日本か外国での学士の資格を持つもの
2、4年大学や専門大学において休学期間を除いて2年以上”在学”し63単位以上修得して中退した人およびそれに準ずる人
3、短大または高専を卒業または卒業見込みのもの
4、教員養成課程2年を修了したもの
5、高等学校を修了した人で学校教育法第58条の2に該当する人
条件2からわかるように、 3年生からの編入となります。
<埼玉大学教養学部の編入>試験対策 とTOEIC
埼玉大学教養学部の試験科目は上記の通りです。
いずれもTOEICは不要です。
<グローバル・ガバナンス専修課程>
問題は、①と②から構成される。
① 国際関係論・国際開発論分野の英文(出典は学術論文や学術書)を
読み、複数の設問に解答する問題。英和辞典1冊のみ持込み可(*)。
② 国際関係論または国際開発論に関連した特定のテーマについて論
述する問題
・面接
<現代社会専修課程>
・英語試験:現代社会専修の関連分野を内容とする英文解釈
※英和辞典1冊のみ持込み可
・小論文:現代社会専修の関連分野に関して
・面接
<哲学歴史専修課程>
①~③から1つ選択
① 哲学分野:哲学に関する英文の問題
② 芸術論分野:芸術論に関する英文の問題
③ 歴史学分野:(1)歴史学全般にかかわる論述問題、(2)日本史・西洋
史・考古学の個別分野に関する史資料読解問題(選択問題)、の両方に解答+外国語問題も出題
・面接
総じて英語の問題が出題されます。
<ヨーロッパ・アメリカ文化専修課程>
①or②から選択。いずれも辞書持込み不可。
① ヨーロッパ関連:2問。
(1)ヨーロッパの文化と社会と、個別事項の論述問題
(2)英・独・仏・露語から1つ選んで和訳する問題
② アメリカ関連:1問。英文読解問題(論述あり)
・面接
負担から考えれば、アメリカ関連の方がコスパは良い。
<日本・アジア文化専修課程>
・第1問:現代文の問題
※留学生は別の試験問題
・第2問:希望専攻名を記入し、「日本文化」「東アジア文化」への関心度合を記述
辞書持込み不可
・面接
配点比率は、第1問:第2問=90: 10 です。
<社会人入試>
・面接のみ
・事前レポート:志望する課程に関する学習歴について 2,000 字程度のレポート(A4で2枚程度)
<埼玉大学教養学部の編入>倍率と合格最低点
・倍率・・・3~5倍程度
・難易度・・・易しい
・合格点・・・不明
埼玉大学教養学部の編入試験はそれほど難易度が高くありません。
そのため、4~5か月ほど前から独学で対策するのが良いと言えます。
一方、小論文があるため、予備校で添削してもらうのも良いでしょう。
<埼玉大学教養学部の編入>過去問を入手するには?
埼玉大学教養学部に問い合わせることで過去問を入手できます。