今回は京都大学公共政策大学院の入試対策と難易度、過去問の入手方法について詳しくまとめました。TOEFLのスコアや倍率について、エッセイ対策の方法なども詳しくまとめていますのでぜひ最後まで確認してください!
京都大学公共政策大学院の出願書類と受験科目
出願書類は以下の通りです。
形式 | 詳細 | |
---|---|---|
自己申告書 | 研究計画書、学習計画書 | ・2000文字以内で志望動機、学習目的、学習計画、将来展望など(他大学より短め) ・具体的な研究内容よりも学びたいことや興味が焦点 ・面接では、自己申告書では伝えきれなかったアピールポイントや研究の意欲を補完的にアピールすることが大切 |
外国語能力書類 | 任意提出(TOEFL、TOEIC、IELTSや国連英検など) | 英語や他の外国語のスキルを示す書類 |
筆記試験(英語) | 長文の和訳 | ・試験は2時間かかり、比較的長いものとなる。 ・試験内容は主に長文の和訳で構成され、TOEFLやTOEICとは異なる分野も含まれる。 ・併願する場合は、英語に焦点を当てる余裕がないため、TOEFLやTOEICの対策と同時に長文問題に対処するための戦略も重要。 |
筆記試験(専門科目) | 選択科目の筆記試験 | 選択した専門科目に関する筆記試験 ※詳しくは後述 |
筆記試験(専門科目)の傾向と対策
筆記試験の内容は記述形式であり、個別の選択問題や計算問題は出題されません。質問は主に「○○を説明してください」「論じてください」など形式が多いです。
文中で特定の記号や式を用いて説明する場合や、図などを活用することが効果的です。かなりの量を書く必要があるため、用語の理解が不可欠です。不明瞭な用語は自分の言葉で説明できるように心掛けてください。
今後の出題予想
東京大学公共政策が筆記からエッセイに変更されたことを踏まえると、将来的に京都大学公共政策大学院も試験方式の変更がある可能性が考えられます。公共政策の大学院全体が欧米の受験形式に近づいている傾向があり、京都大学もそれに適応する可能性があります。
ただし、試験形式が変わっても基本的な知識の重要性は変わりません。堅実な基礎勉強を行い、どの試験形式にも対応できるように準備しておくことが重要です。
経済理論や経済政策の問題に対応するために、柔軟かつ包括的な学習アプローチが求められます。
過去問
経済理論、経済政策が中心になります。